地震に強い家とは?
- 2024月08年27日
こんにちは。
シーキューブの住宅アドバイザー、大塚です。
近頃、宮崎県や神奈川県などで大きな地震が発生しました。
また、南海トラフ巨大地震の発生も危惧されています。
お家づくりをする上で、地震に強い家を考えることは大切です。
そこで、今回は耐震について考えてみます。
まず初めに、耐震等級についてです。
「耐震」とはその漢字の通り、
「地震」に「耐える」力のことです。
耐震等級は、1.2.3の3段階に分かれており、
等級3が最も地震に強いとされています。
等級1が阪神淡路大震災の揺れに耐えられるレベル、
等級3はその1.5倍の揺れに耐えられるレベルと言われています。
ちなみに、等級2は学校や病院など、
公共性の高い建物の基準、
等級3は消防署や警察署など、
防災拠点になる建物の基準となります。
また、耐震等級とは、強い揺れが何回も起こることによって、
例えば2だったものが1.8、1.6…と徐々に下がります。
数年前に発生した熊本地震では、
震度7が2回、震度6強が2回、6弱が3回と、
強い地震が繰り返しおきました。
1回の揺れに耐えることができたとしても、繰り返しの地震の中で
耐震等級1や2のお家が倒壊してしまいました。
2回3回と繰り返す強い揺れで、耐震が弱くなってしまいます。
大きな地震からご家族の命を守るため、
そして、そのお家に永く安心して住み続けられるように、
シーキューブでは耐震等級3のお家を標準としています。
また、耐震とは別に、制震という考え方もあります。
制震については、別のブログでお伝えさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。