山浦 莉弥のブログ

~人気の間取り~

  • 2025月12年12日
  • 投稿者:山浦 莉弥

こんにちは!住宅アドバイザーの山浦です。

今回は、「人気の間取りランキングTOP5」をご紹介させていただきます!

家づくりって、本当に夢が膨らみますよね。特に、どんな間取りにするかは、ご家族のライフスタイルを大きく左右する大切なポイントです。

今回は、「人気の間取りランキングTOP5: 時代に合わせて変化する間取りのトレンドと、その理由」と題して、

今人気の間取りと、その背景にある暮らしの変化について、私たち地元の工務店の視点でご紹介させていただきます。

なぜ今、間取りが注目されているの?

ここ数年で、私たちの暮らしは大きく変わりました。

リモートワークの普及、外出自粛によるおうち時間の増加、そして防災意識の高まりなど、家が果たす役割は以前にも増して多様になっています。

そんな変化の中で、「もっと快適に」「もっと便利に」「もっと安心して」暮らしたいという思いが、新しい間取りのトレンドを生み出しているんです。

特に大阪では、土地の有効活用や狭小地での工夫、そして夏は蒸し暑く冬は底冷えするという気候に合わせた間取りの工夫が求められます。

ただ流行を追うだけでなく、地域特性もしっかりと考慮した間取り選びが大切ですよ。

人気の間取りランキングTOP5!

それでは早速、人気の間取りをランキング形式でご紹介していきましょう!

 

 

 

1位:LDK+和室・畳コーナー(フレキシブルスペース)

堂々の第1位は、リビング・ダイニング・キッチンに隣接する形で和室や畳コーナーを設ける間取りです。

なぜ人気?

  • 多目的空間としての活用: 小さなお子さんが遊ぶスペース、お昼寝、来客時の寝室、洗濯物を畳む家事スペース、さらにはリモートワークの一時的な作業場としても使えます。

  • 開放感と繋がり: 壁で完全に仕切らないことで、LDKとの一体感を保ちつつ、ゆるやかにゾーニングできるのが魅力です。家族がそれぞれのことをしていても、気配を感じられる安心感があります。

  • 和の安らぎ: フローリング中心の現代の家において、畳の持つ温もりや香りは、心地よい安らぎを与えてくれます。特に小さなお子さんがいるご家庭では、転倒時の衝撃吸収や、ハイハイのしやすさもメリットですね。

 

 

 

2位:ファミリークローゼット(FCL)

家族全員の衣類や小物を一箇所にまとめる「ファミリークローゼット」も、人気がうなぎ上りの間取りです。

なぜ人気?

  • 家事ラク動線: 洗濯・乾燥・収納までを一箇所で完結できる「ランドリールーム兼FCL」にすることで、家事の負担を大幅に軽減できます。各部屋に服をしまう手間が省けるのは本当に大きいですよね。

  • 収納力アップ: 各個室にクローゼットを設けるよりも、FCLとして集約した方が、デッドスペースが少なくなり、収納効率が上がることが多いです。

  • 部屋を広く使える: 個室に大型のクローゼットを設ける必要がなくなるため、その分、個室を広く使えるというメリットもあります。

また、近年共働き世帯が多いことからも、家事の効率化は大きなニーズですね。

 

 

 

3位:広い土間収納(シューズクローク)

玄関に隣接して設ける広い土間収納、いわゆる「シューズクローク」も、今や家づくりの必須アイテムとなりつつあります。

なぜ人気?

  • 玄関のすっきり収納: 家族全員の靴はもちろん、ベビーカー、アウトドア用品、お子さんの遊び道具、雨具、防災グッズなど、玄関周りに散らかりがちなものをまとめて収納できます。玄関がいつもスッキリ片付いていると、気持ちが良いですよね。

  • 汚れ物の一時置き場: 汚れたスポーツ用品やガーデニング用品なども、そのまま土間収納に置けるため、家の中に汚れを持ち込まずに済みます。

  • 防災意識の高まり: 近年、防災意識が高まっていることもあり、非常持ち出し袋などをサッと持ち出せる場所に収納しておきたいというニーズが増えています。

とくに子育て世帯には、ベビーカーや外遊びのおもちゃなどを手軽に収納できるスペースは非常に需要が高いです。また、自転車利用が多い地域でも、ヘルメットや空気入れなどを置くのに便利ですね。

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4位:ワークスペース・書斎

リモートワークの普及に伴い、自宅に「ワークスペース」や「書斎」を求める声が非常に増えました。

なぜ人気?

  • 集中できる環境: リビングの一角や寝室の片隅でも良いですが、やはり独立したスペースがあると、仕事や勉強に集中しやすくなります。家族との空間を分けられることで、オンオフの切り替えもしやすくなりますね。

  • プライベート空間: オンライン会議などで、背景を気にせず安心して話せるプライベートな空間があるのは、今の時代に必須と言えるかもしれません。

  • 趣味の部屋としても: 仕事だけでなく、読書や趣味の時間を楽しむ書斎としても活用できます。自分だけの隠れ家のような空間は、心を豊かにしてくれます。

大阪でのポイント: 大阪は都心部に近く、電車通勤が一般的な地域も多いですが、近年ではリモートワークが定着しつつあります。特にマンションから戸建てへの住み替えを検討される方にとって、ワークスペースは重要な検討項目の一つとなっています。

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5位:パントリー(食品庫)

キッチン周りをスッキリさせ、食品や日用品のストックをスマートに収納できるパントリーも、共働き世帯を中心に高い人気を誇っています。

なぜ人気?

  • 買い物の回数削減: まとめ買いをしても収納場所に困らないため、スーパーに行く回数を減らすことができます。時間がない共働きのご家庭には特に嬉しいポイントです。

  • キッチンを美しく保つ: 食品や調味料、調理器具などをパントリーに収納することで、キッチンの作業台が常にスッキリと片付きます。急な来客時でも慌てずに済みますね。

  • 防災備蓄にも: ローリングストック法を実践する上でも、パントリーは非常に役立ちます。普段使いの食品を多めに買い置きし、使った分だけ補充していくことで、自然と防災備蓄ができるようになります。

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