コストの裏側】「坪単価」を信じるな!大阪の狭小地で建築費が跳ね上がる“本当の理由”
- 2026月01年16日
家づくりを考え始めたとき、まず最初に目にする数字は何でしょうか? 多くの方が、住宅雑誌やネット広告に踊る**「坪単価〇〇万円〜」**という言葉に心を惹かれることと思います。
「この坪単価なら、30坪で建てても予算内に収まる!」 そう胸を躍らせて、いざ見積もりを取ってみると……提示された総額を見て、言葉を失ってしまう。
「えっ、広告の金額と全然違う……」 「騙されたんじゃないか?」
そんな悲しい誤解が、この業界では後を絶ちません。 でも、少しだけ耳を傾けてください。私たちシーキューブは、家族の絆を紡ぐ家づくりにおいて、「誠実に、正直に、まっすぐに」あることを何よりも大切にしています 。
だからこそ、今日はあえて、少し聞きづらい「お金の真実」についてお話しさせてください。 特にここ大阪というエリアにおいて、なぜチラシの価格通りに家が建たないのか。 それは、これから始まるあなたの「映画のような家づくり」を、ハッピーエンドにするために避けては通れないお話なのです。
1. 「坪単価」には含まれない、見えないコストの正体
まず、住宅業界で使われる「坪単価」という言葉のマジックについてお伝えしなければなりません。
一般的に広告で謳われる坪単価は、「建物の本体価格」のみを指していることがほとんどです。 つまり、そこには生活に必要な電気や水道を引き込む工事費や、照明・カーテンなどの付帯工事費、そして諸経費が含まれていないケースが多いのです。
料理に例えるなら、メニューに「ステーキ 1,000円」と書いてあるのに、お皿もフォークも、焼くためのガス代も別料金……と言われているようなものかもしれません。 これらを積み上げていくと、当初のイメージよりも数百万単位で金額が変わってくることは、実は珍しいことではないのです。
2. 大阪だからこそ高くなる?「狭小地」の宿命
さらに、私たちシーキューブが拠点を置く大阪府や奈良北部のエリアには、この地域特有の「コストアップ要因」が潜んでいます。 それは、**「土地の狭さと、道の狭さ」**です 。
大阪市内や北摂エリアの住宅密集地をイメージしてみてください。 車がすれ違うのもやっとの細い道。隣の家との距離がほとんどない敷地。 実は、この環境こそが建築費を押し上げる大きな要因になっているのです。
① トラックが入らない!「小運搬費」の壁 通常、家づくりには多くの資材が必要です。広い土地であれば、大きな4トントラックで一度に大量の材料を運び込むことができます。 しかし、大阪の入り組んだ路地では、大きなトラックが入っていけません。
その場合、どうするか。 遠くの広い場所にトラックを停め、そこから小さな軽トラックに荷物を載せ替えて、何度も何度もピストン輸送をするのです。 これを専門用語で「小運搬(こうんぱん)」と呼びます。 当然、手間も時間も人件費も、通常の倍以上かかってしまいます。
② ガードマンが必須になる現場 狭い道路で工事をする際、近隣の方々の通行の安全を守るために、交通誘導員(ガードマン)の配置が義務付けられることがあります。 トラックが停まっている間、歩行者や他の車を安全に誘導する。 これは地域の安全を守るために絶対に必要なことですが、この費用も建築費として計上されることになります。
③ 職人さんの駐車場代という盲点 郊外の広い現場なら、敷地内に職人さんの車を停められます。 しかし、大阪の狭小地ではそんなスペースはありません。 大工さん、電気屋さん、水道屋さん……家づくりに関わる多くの職人さんが、近隣のコインパーキングを利用することになります。 数ヶ月に及ぶ工事期間、毎日の駐車料金を積み上げると、これも決して無視できない金額になるのです。
これらが、チラシの「坪単価」には決して書かれていない、大阪の現場のリアルなのです。
3. それでもシーキューブが「正直な見積もり」を出す理由
「そんなにかかるなら、契約するまで黙っておけばいいのに」 そう思われる住宅会社もあるかもしれません。 契約後に「追加費用がかかります」と言われたら、お客様は逃げられませんから。
しかし、私たちはそれを良しとしません。 なぜなら、私たちの使命は**「家族の絆を紡ぐ」**ことだからです 。
家づくりは、完成して終わりではありません。 そこから何十年と続く、家族の物語のスタート地点です。 もし、無理な資金計画で家を建ててしまい、その後のローン返済で生活が苦しくなってしまったら……? せっかくの新しい家で、家族の笑顔が消えてしまっては意味がありません。
C.CUBE POLICY 私たちは、お客様の「夢」を実現するために存在しています。 しかし、それは無責任に夢を見させることではありません。 厳しい現実も含めて包み隠さずお伝えし、その上で**「どうすれば予算内で最高の暮らしが叶うか」**を知恵を絞って提案することこそが、プロの誠実さだと信じています 。
4. 「安さ」ではなく「価値」を見る。トータルコストの考え方
建築費が高くなる現実をお伝えしましたが、絶望する必要はありません。 ここからが、シーキューブの腕の見せどころです。
私たちは、目先の「建築費」だけで家づくりを考えません。 「建築費 + メンテナンス費 + 光熱費」。 住んでからかかるお金も含めたトータルコストバランスで、最適な提案を行います 。
魔法のような「パッシブ設計」の力 例えば、大阪の狭小地であっても、太陽の光や風の通り道を計算し尽くした「パッシブ設計」を取り入れます 。 夏は日差しを遮って涼しく、冬はあたたかい陽だまりを取り込む。 さらに、高気密・高断熱の性能をしっかりと確保する。 そうすることで、エアコンに頼りすぎない、燃費の良い家が完成します。
初期費用(建築費)が少し上がったとしても、毎月の光熱費がずっと安くなるなら、30年、50年というスパンで見れば、結果的に「お得」になることもあるのです。
安かろう悪かろうの家を建てて、後から光熱費や修理費に追われる暮らしよりも、 最初にしっかりと考え抜かれた家で、心豊かに暮らす。 それが、私たちが提案したい「賢い家づくり」です。
5. 狭小地こそ、ドラマチックな物語が生まれる
「大阪の土地は高いし、狭いし、工事費もかかる。もう諦めるしかないの?」 いいえ、そんなことはありません。
むしろ、制約があるからこそ、アイデアが生まれます。 制約があるからこそ、他にはないユニークで愛着の湧く家が生まれます。
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3階建てにして空に伸びるようなリビングを作る。
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スキップフロア(段差)を活用して、数字以上の広がりを感じさせる。
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収納を工夫して、スッキリとした空間を確保する。
ハウスメーカーの規格住宅では対応できないような難しい条件でも、シーキューブなら乗り越えていける提案力があります 。 私たちは、元々大手ハウスメーカーの工事店として培った技術力と、設計事務所としてのデザイン力を併せ持っています 。 狭小地ならではの難しさを熟知しているからこそ、それを「楽しさ」に変える魔法を知っているのです。
HOME & STORY ― 予算の話も、家族の話。
お金の話は、少し現実的で、時には耳が痛いかもしれません。 でも、それは「家族の未来」を守るための大切なステップです。
私たちシーキューブのスタッフは、ただ家を売るだけの営業マンではありません。 お客様の人生に寄り添うパートナーとして、不安なことは何でも相談してください 。
「この予算で本当に建つの?」 「将来のメンテナンス費はどれくらい?」
そんな素朴な疑問を、私たちにぶつけてください。 できないことは「できない」と正直に言います。でも、その代わりに「こうすればできる」という代替案を、全力で考え抜きます 。
家づくりは、一本の映画を作るようなもの。 ハラハラする場面もあるかもしれませんが、最後には必ず、家族みんなが笑顔になれる。 そんな「映画のような家づくり」を、私たちと一緒に始めませんか?

