【収納術】土地30坪以下でも「パントリー」は作れる!デッドスペースを消すミリ単位の設計
- 2026月01年28日
「うちは土地が狭いから、パントリーなんて夢のまた夢……」 「リビングを広く取るために、収納は最小限にするしかないのかな」
大阪市内や八尾・東大阪エリアなど、土地の価格が高く、30坪以下の限られた敷地で家を建てる際、多くのお客様が真っ先に諦めてしまうのが「ゆとりある収納スペース」です。特に、共働き世帯の強い味方である「パントリー(食品庫)」は、真っ先に仕分け対象(カット)になりがちです。
しかし、私たちシーキューブは考えます。土地が狭いからこそ、家の中に「出しっぱなしのもの」をゼロにする仕組みが必要なのではないか。収納が充実しているからこそ、限られたリビングが数字以上の広さに感じられるのではないか。
今日は、大阪の狭小住宅を知り尽くした私たちが実践する、土地の狭さを言い訳にしない**「ミリ単位の収納設計」**の極意を、情熱を持ってお伝えします。
1. パントリーは「部屋」ではなく「隙間」で作る
多くの人が「パントリー=1畳分くらいの独立した小部屋」というイメージを持っています。しかし、30坪以下の家でその1畳を捻出するのは確かに大変です。そこでシーキューブが提案する代替案は、**「動線上の隙間を活用したパントリー」**です。
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キッチン横の20cmを使い切る: 例えば、冷蔵庫と壁の間のわずか20cm。ここを引き出し式のスライドパントリーにすれば、大量の調味料やレトルト食品、ペットボトルを収納できます。
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通路をパントリー化する: キッチンから洗面室へ抜ける通路の片側の壁を、奥行きわずか15cm〜20cmの棚にするだけで、立派なパントリーになります。缶詰やレトルトパウチを「横に並べる」のではなく、本の背表紙のように「正面に向けて並べる」浅い収納は、在庫が一目で分かり、管理がしやすくなるというメリットもあります。
「パントリーという部屋」を作るのではなく、「パントリーという機能」を家の中に散りばめる。これが、トータルコストバランスを考えた賢い設計の第一歩です。
2. デッドスペースを「宝の山」に変える3つのアイデア
大阪の家づくりにおいて、私たちは「1センチも無駄にしない」という執念を持って図面を引きます。特に階段下や床下、小屋裏といった「デッドスペース」は、設計士の腕の見せ所です。
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階段下の「多層活用」: 階段下を単なる「奥の深い物置」にしてしまうと、結局奥に入れたものが取り出せなくなり、死蔵品となってしまいます。シーキューブでは、階段の高さに合わせて「キッチン側からはパントリー」「廊下側からは掃除機入れ」というように、両側から活用する多層的な設計を提案します。
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床下収納の「大容量化」: キッチン周りの床下収納も、点検口を兼ねた小さなものではなく、基礎の構造を工夫することで、長期保存する非常食や季節外の調理器具をたっぷり仕舞えるスペースに。パッシブ設計を活かし、床下の温度を安定させることで、根菜類の保管にも適した環境を作ります。
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小屋裏(グルニエ)への「重力活用」: 3階建てが多い大阪では、最上階の天井裏(小屋裏)の活用も欠かせません。季節ものの家電や思い出の品など、普段使わないものは「上」へ。これにより、1階や2階の貴重な居住スペースを最大限に開放することができます。
3. 「収納設計」が家族の絆を紡ぐ理由
私たちがなぜここまで収納にこだわるのか。それは、私たちのMISSIONである「家族の絆を紡ぐ」ことに直結しているからです。
想像してみてください。仕事から疲れて帰ってきた時、玄関に靴が溢れ、キッチンカウンターが書類や食材で埋まっていたら……。どうしても心に余裕がなくなり、家族への言葉も少しトゲが出てしまうかもしれません。
「パパの着替えはここ」「子供のおもちゃはここ」と、ミリ単位で定位置が決まっている家では、片付けが劇的に楽になります。お母様一人が家事に追われるのではなく、家族みんなが「どこに何を戻すべきか」を迷わずに済む。収納が整うことで、家の中に「優しい時間」が流れ、家族が笑顔で向き合えるようになるのです。
4. トータルコストバランスで考える「造作収納」の価値
「造作(オーダーメイド)の収納は高い」というイメージがあるかもしれません。しかし、市販の収納家具を買い足していくと、どうしてもデッドスペースが生まれ、部屋が狭くなってしまいます。
シーキューブでは、設計段階から壁の厚みを利用した「ニッチ収納」や、天井までの「壁面収納」を組み込みます。これにより、家具を置くためのスペースを確保する必要がなくなり、結果としてリビングを1畳分広くするのと同じ効果が得られます。 建築費としての初期投資は少し上がるかもしれませんが、家具を買い替える手間や、将来のメンテナンス費、そして何より「毎日を広く快適に過ごせる価値」を考えれば、これこそが真のトータルコストバランスであると、私たちは確信しています。
5. 誠実に、代替案を出し続ける姿勢
「このスペースに棚を付けたいけど、強度が心配」「ここに収納を作ると、部屋が暗くなるのでは?」 そんな不安に対しても、私たちは専門家として正直にお答えします。もし、構造上難しい場合や、かえって使い勝手が悪くなる場合は、はっきりとその理由をお伝えし、必ず「代替案」をご提示します。
「壁一面を棚にする代わりに、こちらの扉の裏側を活用しませんか?」 「床下に作るのではなく、天井の高さを活かした吊り収納にしましょう」
お客様の夢を「無理です」の一言で終わらせない。乗り越えていこうとする提案力こそが、シーキューブが地域で愛され続けてきた理由です。
まとめ:大阪の「狭さ」を「豊かさ」に変える家づくり
土地30坪以下。それは、家族が最も効率的に、最も密接に、そして最も工夫を凝らして暮らせる「舞台」でもあります。
限られたスペースの中に、家族のこだわりをギュッと詰め込み、1センチの無駄もなく使い切る。そんなパズルのような家づくりは、住み始めてからの愛着をより深いものにしてくれます。パントリーのあるキッチンで、家族で料理を楽しむ。そんな映画の一シーンのような暮らしは、設計の工夫次第で、どんな土地でも叶えることができます。
「うちの土地でも、本当にパントリーが作れる?」「デッドスペースをどう活用すればいい?」 そんな悩みをお聞きできることを、私たちは楽しみにしています。誠実に、親身に、あなたの家族のためだけの「ミリ単位の魔法」を一緒に考えましょう。
家族の絆を紡ぎ、一生涯の笑顔をつくる。 シーキューブの収納設計で、新しい暮らしの扉を開けてみませんか?

