山浦 莉弥のブログ

私が「土間のある家」に惚れ続ける理由

  • 2026月01年19日
  • 投稿者:山浦 莉弥

「ただいま」のあとに、すぐ座りたくなる。

こんにちは!住宅アドバイザーの山浦です。

今日は、ちょっと仕事の話というより、私の「個人的な愛」の話をさせてください。

家づくりを仕事にしていると、最新の設備やピカピカのキッチン、掃除がしやすいフローリング……

そんな実用的で暮らしやすいお家にはたくさん出会います。もちろん、それも素晴らしい。

でも、私が心から「あぁ、こんな家に住みたいな」「これこそが豊かな暮らしだ」と惚れ込んでしまうのは、決まって「土間のある家」なんです。

なぜ、私はこんなにも土間に惹かれるのか。

そこで暮らす家族の風景を思い浮かべながら、私が大好きな「土間の魅力」を語らせてください。

 

 

 

1. 境界線のない自由。「外でもない、中でもない」という贅沢

日本の家って、玄関でキッチリ「ここからは靴を脱いでください!」って線が引かれていますよね。

もちろん清潔でいいんですが、たまにそれが「窮屈」に感じること、ありませんか?

私が好きな土間のある家は、その境界線がもっと「ゆるい」んです。

玄関を開けた瞬間、広い土間がリビングの奥まで続いていたり、キッチンと繋がっていたり。

靴を履いたまま、ちょっと座ってお茶を飲む。 外で遊んでいた子供が、泥んこのまま駆け込んできて、土間で笑っている。

この「外と中が溶け合っている感じ」が、たまらなく好きなんです。

大阪の街って、もともと路地裏でご近所さんが喋っていたりするような、オープンな良さがありますよね。

土間は、その「街の温かさ」を家の中にまで連れてきてくれるような気がするんです。

2. 私が大好きな風景:土間が作る「家族の余白」

「土間って何に使うんですか?」と聞かれることがあります。 私はいつも、「何に使ってもいい、余白ですよ」と答えます。

土間空間の使い方としては、

  • お父さんは土間で趣味のDIYを。

  • お子さんはその横で、レゴブロックを広げて。

  • お母さんはリビングのソファから、それを見守りながら読書。

同じ空間にいるけれど、それぞれが好きなことをしている。

フローリングの上だと「汚れるからあっちでやって!」と言いたくなるような作業も、土間なら「あとで掃けばいいし」と笑って許せる。

この「心のゆとり」こそが、私が土間を提案したい一番の理由かもしれません。

効率を求めたら、土間なんて作らずに全部屋にしたほうがいい。でも、この「無駄に見えるかもしれない空間」が、家族の時間をいちばん豊かにしてくれる。

そう考えています。

3. ひんやりしたコンクリートの感触

八尾は、少し歩けば昔ながらの長屋や、町工場の雰囲気が残る温かい街です。

夕暮れ時、土間に座って開け放した扉から外を眺める。 通りを歩く人の気配を感じ、遠くで聞こえる近鉄電車の音を聞きながら、冷たいコンクリートの感触を足裏で楽しむ。

これは最高の贅沢だと思います。

夏場、外から帰ってきたときに土間に一歩踏み入れると、スッと体温が下がるようなあのひんやり感。

冬は冬で、薪ストーブを置いたり、大きな窓から差し込む太陽の光で温まった土間に癒されたり。

五感で四季を感じられる場所。 それは、エアコンで管理された一定の温度の部屋では決して味わえない、「生きてる実感」に近いものがある気がします。

4. 「完璧じゃない」からこそ、愛着がわく。

土間は、使っていくうちに少しずつ汚れます。コンクリートに小さなヒビが入ることもあるし、タイルの色が渋くなってくることもある。

でも、私はそれがいいと思うんです。

ピカピカのモデルハウスのような家も素敵ですが、年月が経つほどに「住んでいる人の色」に染まっていく家。

「あ、この傷はあの時子供が自転車をぶつけた跡やな」 「このシミは、みんなでバーベキューの準備をした時のやな」

そんな思い出が刻まれていくのが、土間という場所です。

掃除が大変? 確かにそうかもしれません。 冬は少し寒い? 工夫は必要です。

でも、その手間さえも「愛おしい」と思えるような、そんな手のかかる相棒のような存在。

それが私の大好きな土間のある家なんです。

私が一緒に作りたいのは、こんな「家」です。

私が提案したいのは、単なる「おしゃれな家」ではありません。

朝、コーヒーを淹れる香りが土間まで漂ってくる家。 雨の日、子供たちが土間で縄跳びをして遊んでいる家。 夜、静まり返った土間で、一日の終わりを静かに噛みしめられる家。

そんな、「そこにいるだけで心が解き放たれる場所」を、皆さまと作っていきたいと考えます。

もし、あなたが「今の家づくり、なんか教科書通りでワクワクせえへんな」と感じているなら、ぜひ一度、私の大好きな「土間」の話を聞きに来てください。

かっこいいカタログは持っていませんが、土間で過ごす時間がどれだけ幸せか、その「体温」のようなお話なら、いくらでもさせていただきます。

【私からのちょっとした提案です】 「土間、ちょっと気になるかも」と思われた方へ。

もしよろしければ、私が今まで見てきて『これは最高や!』と震えた、土間のある暮らしのスケッチや写真をお見せいたします。

「何ができるか」より先に、「どんな風に過ごしたいか」を一緒に妄想しましょう!

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