山浦 莉弥のブログ

塗り壁の魅力

  • 2026月02年21日
  • 投稿者:山浦 莉弥

こんにちは。住宅アドバイザーの山浦です。

八尾市や大阪市内で家を建てるとなると、どうしても「隣の家と似たような外観になりそう」「狭小地だから圧迫感が出そう」といったお悩みに直面しがちですよね。

そんな中で、私たちが「これこそが注文住宅の醍醐味!」と自信を持っておすすめしているのが、内壁・外壁ともにこだわった「塗り壁」の住まいです。

今回は、大阪の街並みに映える外観のデザイン性と、家族が一番長く過ごす室内を快適にする内装、

その両面から「しっくい」「SOI(ソイ)」「Sto(シュト)」の3つの素材を深掘りしていきます。

なぜ大阪の家づくりに「塗り壁」が効くのか

大阪の夏は、生駒山からの湿気や都市部特有のヒートアイランド現象で、とにかく蒸し暑いですよね。

逆に冬は「底冷え」を感じることも多い。そんな厳しい気候の中で、ビニールクロスやサイディングだけで家を覆ってしまうのは、少しもったいない気がするんです。

塗り壁には、既製品には出せない「暖かみ」があります。

職人さんがコテで一段ずつ表情をつけていく壁は、光の当たり方で刻一刻と表情を変えます。

この「ゆらぎ」があるだけで、家全体が呼吸しているような、人間らしい温もりが宿るんです。

1. 【内装の王様】日本の知恵が詰まった「しっくい(漆喰)」

まず、内壁として絶対的な信頼を置いているのが「しっくい」です。

八尾の古い町家や蔵で見かけるあの白い壁、実は現代の高気密・高断熱住宅と相性が抜群なんです。

  • 天然の空気清浄機: しっくいは「呼吸する壁」です。湿気が多い日は吸い込み、乾燥すれば吐き出す。大阪のジメジメした夏でも、しっくいの部屋に入ると空気が「シャキッ」としているのが分かります。

  • 嫌なニオイを分解: 食べ物のニオイや生活臭を吸着・分解してくれるので、リビングやキッチンに最適です。

  • 意匠性の高さ: 真っ白な壁は、木製の家具や観葉植物を驚くほど引き立てます。

内装にしっくいを使うと、夜の関節照明が壁の凹凸に当たって、なんとも言えない柔らかい陰影を作ります。

このリラックス効果こそ、一日の疲れを癒やす大阪の家には必要やな、と感じます。

2. 【内も外もイケる】圧倒的個性の「SOI(ソイ)」

「普通の塗り壁じゃ物足りない」「ちょっと都会的でクールなデザインにしたい」という方に、最近私たちが猛プッシュしているのが「SOI(ソイ)」です。

これは、セメントベースの質感でありながら、驚くほどの柔軟性とデザイン性を持った素材です。

  • 外観のデザイン性: モルタル調のグレーなど、絶妙なニュアンスカラーが豊富です。大阪市内のモダンな建築にも引けを取らない、洗練された「オリジナリティ」を演出できます。

  • 内装への展開: SOIは内壁にも使えます。例えば、テレビ背面のアクセントウォールや、キッチンの腰壁。ここをSOIで仕上げるだけで、一気に「SNS映え」するような、感度の高い空間に仕上がります。

  • 丈夫さと質感: 非常に硬度が高く、傷に強いのも魅力。それでいて触れるとどこか温かみがある。まさに「用の美」を体現した素材ですね。

 

 

3. 【外装の最終兵器】世界基準の耐久性「Sto(シュト)」

最後に、外壁の塗り壁を検討する際に一番のネックとなる「ひび割れ(クラック)」と「汚れ」。この問題を解決し、世界シェアNo.1を誇るのがドイツ生まれの「Sto(シュト)」です。

  • ひび割れへの強さ: 建物は地震や温度変化でどうしても動きます。Stoはベース材に弾性(伸びる力)があるため、建物の動きに追従して割れを防いでくれます。これは地震の多い日本、そして振動の多い都市部では大きなメリットです。

  • ハスの葉効果で汚れを弾く: Stoのトップコートには、雨で汚れを落とす自浄作用があります。白い外壁は汚れが目立つと心配される方が多いですが、Stoなら「いつまでも新築のような外観」を保ちやすい。

  • 圧倒的なバリエーション: カラーが800色以上あり、テクスチャ(塗り方)も自由自在。八尾の住宅街で「あそこのお家、素敵やな」と指をさされるような、唯一無二の外観が作れます。

 

失敗しないための「大阪流」アドバイス

「塗り壁って高いんじゃない?」 正直に言いましょう。

確かに、安価なサイディングを貼るよりはコストがかかります。でも、家を建ててから10年、15年経った後のことを想像してみてください。

サイディングの継ぎ目(目地)が黒ずんで剥がれてきたり、クロスの継ぎ目が目立ってきたり……。

塗り壁(特にStoやしっくい)は、適切に施工すればメンテナンスの回数を減らせるだけでなく、年月が経つほどに「風合い」として味が出てきます。

また、私たちは施工時、必ず「職人さんの顔」を思い浮かべながら提案します。

塗り壁は、機械が作るものではなく、人が作るもの。

だからこそ、八尾や大阪の現場で、その土地の風を読みながら丁寧にコテを動かしてくれる、信頼できる職人チームとタッグを組んでいます。

家族の「好き」を壁に刻む

塗り壁の家づくりは、カタログから選ぶだけの作業ではありません。

「どんな手触りが好きか」「朝起きた時にどんな光を感じたいか」を、ご家族でじっくり話し合うプロセスそのものです。

内装のしっくい壁に、お子様の小さな手形を記念にポンと押す。外壁の色を、夕暮れ時の色に合わせて選んでみる。

そんな遊び心こそが、注文住宅を建てる最高の楽しみではないでしょうか。

「暖かみ」のある空間で、自分たちだけの「オリジナリティ」を形にする。大阪の厳しい夏も冬も、優しく包み込んでくれるような塗り壁の家。

私たちは、そんな「一生愛せる住まい」を、皆さんと一緒に作り上げていきたいと思っています。

もし「塗り壁って、うちの予算でもいけるんかな?」と少しでも気になったら、いつでも気軽にお声がけくださいね。一緒に、ワクワクする家づくりの話をしましょう!

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