COLUMNコラム

【写真付き】10坪の狭小住宅の間取りとは?快適空間を演出するための工夫をご紹介!

2023.10.24

【写真付き】10坪の狭小住宅の間取りとは?快適空間を演出するための工夫をご紹介!

目次

1.10坪ってどれくらいの広さ?

2.10坪でお家を建てるメリット・デメリット

3.10坪のお家でも広く感じるコツとは

4.10坪のお家を建てる際の注意点

5.10坪で建てるなら取り入れたい!おすすめ間取り

6.10坪の狭小住宅を建てる際には実績豊富なkyosyoにご相談ください

 

狭小住宅の中には、10坪の敷地に建てられたものも見受けられます。


10坪はおよそ20畳、33.06㎡の面積です。


10坪という限られたスペースにて、いかに広さを感じさせるか?が間取りの工夫のカギとなります。


ここでは、10坪の狭小住宅のおすすめの間取りと、快適空間を演出するための工夫をご紹介します。


<この記事でわかること>


  • 10坪ってどれくらいの広さ?
  • 10坪でお家を建てるメリット・デメリット
  • 10坪のお家でも広く感じるコツとは
  • 10坪のお家を建てる際の注意点
  • 10坪で建てるなら取り入れたい!おすすめ間取り

1.10坪ってどれくらいの広さ?

 

10坪は33.06㎡です。


1坪は約2畳(畳2枚分)のため、2畳×10坪=「およそ20畳」ほどになります。


地域ごとの畳とともに以下の表にまとめてみました。


おおまかな広さの感覚を掴んでいただければ幸いです。


坪数

平方メートル

10坪

33.06㎡

21.36畳

※江戸間

10坪

33.06㎡

18.12畳

※京間

10坪

33.06㎡

19.96畳

※中京間

10坪

33.06㎡

22.88畳

※団地間


江戸間は関東より東、京間は京都より西の地域で採用されている畳のサイズです。


中京間は愛知県や岐阜県、団地間は団地やアパートの畳サイズの基準とされています。


1.1.10坪の土地に建てられるお家の大きさは?

 

10坪の土地に建てられるお家の大きさは、用途地域ごとに設定された建ぺい率や容積率、高さ制限などで異なります。


たとえば第一種低層住居専用地域と第二種低層住居専用地域の建ぺい率は30%や40%、50%や60%のいずれかです。


  • 建ぺい率
  • 敷地面積における建築面積の占める割合

10坪の敷地の建ぺい率ごとの上限となる建築面積は以下のとおり。


建ぺい率

上限建築面積

30%

9.918㎡

40%

13.224㎡

50%

16.53㎡

60%

19.836㎡


  • 第一種低層住居専用地域
  • 高さ10mもしくは12mまでの戸建住宅や賃貸住宅が建てられる地域です。

  • 第二種低層住居専用地域
  • 高さ10mもしくは12mまでの戸建住宅や賃貸住宅が建てられる地域であり、500㎡までの店舗(飲食店など)も建設可能です。

容積率は第一種低層住居専用地域および第二種低層住居専用地域の場合、それぞれのエリアにて50%や60%、80%や100%、150%や200%の割合が採用されています。


  • 容積率
  • 敷地面積のうち延床面積の占める割合

仮に10坪の敷地で建ぺい率60%、容積率が150%であれば延床面積29.754㎡となるため、2階建てから3階建ての家が建築できる計算です。


1.2.10坪のお家の価格相場は?

 

10坪のお家の価格相場は、敷地を購入する地域ごとに異なります。


たとえば大阪府大阪市住之江区の住宅地は、1㎡につき18万円から22万円です。


同じ大阪市の阿倍野区の住宅地では、1㎡につき30万円台から40万円以上となっています。


そして10坪の家の建築費用を1坪あたり50万円から70万円で計算した場合、500万円から700万円が建築費用の目安です。


ただし、建築費用は建物の階数や使用する資材などで違いが生じるため、詳しくは不動産会社や施工会社の担当者にお訊ねください。

2.10坪でお家を建てるメリット・デメリット

 

ここからは、10坪でお家を建てるメリットとデメリットをご紹介します。


メリットとデメリットの両方を踏まえた上で、土地の購入や狭小住宅の建築に臨むのがおすすめです。


  • メリット①:アクセスがいい場所に建てられる
  • メリット②:費用が抑えられる
  • メリット③:掃除などの管理がしやすい
  • デメリット①:生活動線が長くなる
  • デメリット②:隣家との距離が近い
  • デメリット③:売却しづらい

メリット①:アクセスがいい場所に建てられる

 

10坪の狭小住宅の候補地となりやすいのは、駅チカなどの交通アクセスの良好なエリアが大半です。


通勤や通学にかかる時間を短縮できるため、ストレスや疲労の緩和が期待されます。


企業にてリモートワークが普及しつつあるとはいえ、フルリモートが認められる職種や業種はまだまだ限られています。


通勤時間が短縮された分、睡眠や休息はもちろんのこと、趣味や家族との時間に充てられるのは大きなメリットです。


メリット②:費用が抑えられる

 

購入する土地が10坪の狭小地のため、周辺相場と比べて土地の購入費用を抑えられます。


もうひとつは土地に対する固定資産税や都市計画税の軽減措置です。


通常の固定資産税および都市計画税は次の計算式が用いられます。


  • 固定資産税額=固定資産税評価額×1.4%(標準税率)
  • 都市計画税額=固定資産税評価額×最大0.3%(制限税率)

小規模住宅用地もしくは、一般住宅用地に建物が建てられていることが軽減措置の条件です。


固定資産税の軽減措置


種別

軽減措置

小規模住宅用地

固定資産税評価額×6分の1

一般住宅用地

固定資産税評価額×3分の1


都市計画税の軽減措置


種別

軽減措置

小規模住宅用地

固定資産税評価額×3分の1

一般住宅用地

固定資産税評価額×3分の2


  • 小規模住宅用地:住宅用地のうち住戸1戸ごとに200㎡までの部分
  • 一般住宅用地:小規模住宅用地を含まない住宅用地

メリット③:掃除などの管理がしやすい

 

10坪の狭小住宅は一部屋あたりの面積も少なくなることから、掃除などの管理がしやすくなるのもメリットのひとつです。


採光や冷暖房効率の工夫を施せば、月々の電気料金やガス料金、水道料金などを節約することも夢ではありません。


デメリット①:生活動線が長くなる

 

10坪の狭小住宅の間取りによっては、生活動線が長くなることも考えられます。


ワンフロアあたりの面積が少なくなる分、部屋数を確保するために建物を縦に伸ばしていく必要があることがその理由です。


たとえばリビングを2階、お風呂やキッチンなどの水回りを1階にまとめることで、移動の手間が軽減されます。


ベランダや屋上に洗濯物を干したい場合には、洗濯機をその近くに設置するのがおすすめです。


デメリット②:隣家との距離が近い

 

10坪のお家は、住宅が密集しているエリアに建てられることが少なくありません。


そのため、必然的に隣家との距離が近くなりがちです。


隣家との間にエアコンの室外機などが設置できるようなスペースを設けることや、隣人と目線が合わないような窓の配置を心がけましょう。


二重窓や遮音性に長けた資材を用いることも防音対策となり得ます。


デメリット③:売却しづらい

 

10坪の狭小住宅は所有者が生活しやすいようにカスタマイズされることもあり、一般的な戸建住宅と比べると売却しづらい傾向があるのは否めません。


ほかにも金融機関によっては、住宅ローンの設定が難しいケースがあります。


狭小住宅は土地や建物の価値が割安化しやすいことがその理由です。


将来的に売却を視野に入れている場合には、賃貸物件としての仕様やリノベーションなども想定しておくと良いかもしれません。

3.10坪のお家でも広く感じるコツとは

 

10坪のお家でも広く感じるコツとして、次の4つがあげられます。


いずれもキーワードは「開放感」です。


  • デッドスペースを無くす
  • 空間を仕切らない
  • 採光を確保する
  • スケルトン階段を用いる

3.1.デッドスペースを無くす

 

10坪の限られた空間を最大限に活かすためには、デッドスペースを無くすことが重要です。


特に収納場所の工夫が、狭小住宅では必要不可欠となります。


階段下や壁、家具の隙間などを有効活用していきたいところです。


造作家具を用いることもデッドスペースを無くすための1つの工夫となります。


3.2.空間を仕切らない

 

10坪の狭小住宅の間取りでは、できるだけ空間を仕切らないように心がけましょう。


脱衣所などのプライベートスペースは確保しつつ、壁やパーテーションによる区切りは最低限に施すのがポイントです。


3.3.採光を確保する

 

10坪の狭小住宅にて開放感を演出するためにも、採光の確保は大切な要素です。


天窓を設けて吹き抜けと組み合わせることで、自然光が降り注ぐ部屋づくりへと導きます。


3.4.スケルトン階段を用いる

 

スケルトン階段の採用も、10坪のお家を広く感じさせるコツに含まれます。


階段下のスペースは収納場所とするほか、本棚を置いて読書や学習の空間に設定するのも良いかもしれません。

4.10坪のお家を建てる際の注意点

 

10坪のお家を建てる際には、以下の4つの項目を踏まえた上で検討するのがおすすめです。


  • 本当に住みたい街に建てられるかどうか
  • 家族構成は今後どうなるか
  • 引っ越し前の所有物を収納しきれるかどうか
  • 建築基準法の諸制限を守る必要がある

4.1.本当に住みたい街に建てられるかどうか

 

10坪の狭小住宅は都市部に多く見受けられる戸建住宅の形態です。


狭小地や変形地には、交通アクセスが良好な地域の土地が周辺相場よりも割安で販売される傾向があります。


だからといって、「ひょっとして掘り出し物では?」の理由だけで触手を伸ばすのは、あまりおすすめできません。


不動産投資ならともかく、一定以上の期間を過ごすことになる地域です。


ご自身にとって住みやすい街であるか?否か?で、その後の生活および人生に大きく影響を及ぼします。


本当に住みたい街に建てられるかどうか?を消去法ではなく、できれば調査した複数の候補から選びたいところです。


4.2.家族構成は今後どうなるか

 

今後の家族構成がどのように変化するのか?も、10坪のお家を建てる前に考えておきたい項目です。


「住生活基本計画における居住面積水準」(厚生労働省)や“住生活基本計画における「水準」について”(国土交通省)では、単身者が最低限生活できるスペースを25㎡と設定しています。


2人ならば30㎡、3人では40㎡、4人の場合には50㎡です。


たとえば建ぺい率60%、容積率が200%の10坪の敷地の最大建築面積は39.672㎡※となります。


人数が増えるとともに、それぞれの衣服や所有物も増加することも想定しておきましょう。


※第一種低層住居専用地域と第二種低層住居専用地域の場合です


  • 第一種低層住居専用地域
  • 高さ10mもしくは12mまでの戸建住宅や賃貸住宅が建てられる地域です。

  • 第二種低層住居専用地域
  • 高さ10mもしくは12mまでの戸建住宅や賃貸住宅が建てられる地域であり、500㎡までの店舗(飲食店など)も建設可能です。

4.3.引っ越し前の所有物を収納しきれるかどうか

 

10坪の狭小住宅の間取りでは、引越し前の所有物を収納しきれるかどうか?も重要なポイントです。


本当に必要なもの以外は処分することも視野に入れたほうが良いかもしれません。


友人や知人に譲るほか、フリマアプリなどの活用も検討しましょう。


引っ越し前にある程度の時間が取れそうであれば、市区町村自治体のゴミ回収がおすすめです。


処分費用を割安に収められる可能性があります。


スキー用品などの季節限定で使うものは、トランクルーム(有料)にて保管するのもひとつのやり方です。


4.4.建築基準法の諸制限を守る必要がある

 

10坪のお家に限らず、建物を建てるためには建築基準法の遵守が必須です。


特に狭小地や変形地の購入前には、幅員4m以上の道路に2m以上敷地が面していることを必ず確認してください。


この条件を満たしていないと「再建築不可」となることがその理由です。


前述した建ぺい率や容積率のほか、絶対高さ制限や北側斜線制限なども確認する必要があります。


  • 建ぺい率
  • 敷地面積における建築面積の占める割合

  • 容積率
  • 敷地面積のうち延床面積の占める割合

  • 絶対高さ制限
  • 地域ごとの建物が建てられる高さの上限

  • 北側斜線制限
  • 建物の北側に位置する住宅への日当たりを確保するための制限

5.10坪で建てるなら取り入れたい!おすすめ間取り

 

ここからは、10坪のお家を建てる際におすすめの間取りを4つご紹介します。


限られたスペースの有効活用を実現するための参考にしてみてください!


5.1.地下・屋上を設ける

 

10坪という制限がある以上、縦へ縦へ空間を伸ばすのは必然です。


地下や屋上を設けることで、日常的に使えるスペースが大幅に増加します。


屋上にて季節ごとの周囲の景観を愛でつつ、美味しい料理を味わえるのは格別の喜びです。


地下に防音設備を施せば、カラオケやパーティールームとしても使用できます。


5.2.スキップフロアを設ける

 

スキップフロアも10坪のお家に採用したい間取りのひとつです。


1.5階となる「中2階」や2.5階の「中3階」を設けることで、建物全体を”ひとつの空間”として見立てます。


スキップフロアは、階段部分に生じやすいデッドスペースの防止にも有効です。


収納場所のほかにも観葉植物を置いたり、子どもの遊びや学びの空間とするやり方もあります。


5.3.吹き抜けを設ける

 

吹き抜けは10坪のお家の風通しの改善や、採光計画に役立つ間取りです。


開放感の演出効果を増すためにも、天窓や高窓との組み合わせをおすすめします。


吹き抜けを設ける際には、冷暖房効率を高めるためにも、断熱性能に長けた資材を選択したいところです。


5.4.中庭を設ける

 

10坪のお家の間取りには、中庭を設ける選択肢も含まれます。


部屋の中から太陽の光が優しく降り注ぐ中庭を眺めているうちに、気がつくとストレスや疲労が軽減されているかもしれません。


中庭を家庭菜園とすることで、季節ごとの野菜や果物を育てた後に食す楽しみが加わります。

6.10坪の狭小住宅を建てる際には実績豊富なkyosyoにご相談ください

 

ここまで、10坪の狭小住宅におすすめの間取りや、10坪のお家でも広く感じるコツについて紹介してきました。


狭小住宅は、駅チカなどのエリアにマイホームを実現するための方法のひとつです。


周辺相場よりも割安に土地が購入できるため、浮いた予算を建築費用に充てられます。


10坪という限られたスペースを有効活用するためには、経験に裏付けられた知識や創意工夫が必要不可欠です。


10坪のお家の建築を視野に入れている方は、是非とも狭小住宅の実績豊富なkyosyoにご相談ください。

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