見えない「思いやり」を形に

小学四年生の冬の日のことです。
下校中、道端からか細い鳴き声が聞こえてきました。
気になって覗いてみると、そこにはケガをした小鳥の姿。
「先生ならきっとこの子の命を救ってくれる」期待しながら、手のひらに小鳥を包んで職員室に飛び込みました。
しかし先生から発せられた言葉は 「 校内に鳥を持ち込んではいけません 」。救ってくれるどころか 、冷たく あしらわれたのです。悲しい思いで 帰路についたのを、今でも覚えています。

しかし、あとから先生の言葉の真意を知って、私は驚きました。「鳥は 病気 を持っていることもあるんだよ 。 もしその病気が学校で広まったらだからあんな言い方をしたんだ」。

先生は冷たい。そう思い込んでいましたが、言葉の背景を知ることで 、先生の優しさに気付いたのです。
そして、言葉の表面にとらわれるのでなく、しっかりとお話を聞くことで、真意をくみ取ることの大切さを知りました。

お家づくりって、意見がわかれることがたくさんあると思います。
時にはご家族様で意見が食い違って、もやもやすることもあるかもしれません。
そんなときに、私はご家族様一人一人に寄り添って、その言葉の背景を伺いたいと思っています。
そして、ご家族様の絆づくりを全力でサポートします。