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10坪の敷地!狭小住宅の間取りとは?快適空間を演出するための工夫をご紹介!

「10坪の土地」と聞いて、どのくらいの広さをイメージしますか?

「狭そう」「家が建つの?」と思う方も多いかもしれません。

しかし、工夫次第で快適で理想的なマイホームを建てることは十分可能です。

今回は、10坪の土地に家を建てる際のポイントや、広く見せるコツ、おすすめの間取りについてご紹介します。

 

10坪ってどれくらいの広さ?

10坪は約33.06平方メートルで、畳に換算すると約20畳分に相当します。

具体的には、シングルベッドを並べて置ける程度の広さの部屋が4つ分ほどと考えるとイメージしやすいでしょう。

決して広くはありませんが、都心部など土地の価格が高いエリアでは、10坪の土地でも手頃な価格で購入できる可能性があります。

 

 

10坪の土地に家を建てるメリット・デメリット

メリット

  • 土地価格を抑えられる 広い土地に比べて、土地の購入費用を大幅に抑えることができます。予算を抑えたい方や、都心部に住みたい方にとっては大きなメリットです。

  • 固定資産税が安くなる 土地が狭い分、固定資産税も安くなる傾向があります。維持費を抑えたい方におすすめです。

  • 掃除が楽になる 住居スペースがコンパクトなため、日々の掃除やメンテナンスが楽になります。家事の負担を減らせるのも嬉しいポイントです。

デメリット

  • 間取りの工夫が必要 空間に限りがあるため、間取りを工夫しないと圧迫感のある家になってしまいます。プロの設計士と相談しながら、最適なプランを立てる必要があります。

  • 建築費が割高になる場合も 狭小地に家を建てる場合、資材の搬入や工事が難しく、特殊な工法が必要になることがあります。その結果、坪単価が割高になる可能性も考慮しておきましょう。

  • プライバシーの確保が難しいことも 隣家との距離が近くなるケースが多く、窓の位置や向きを考慮しないと、プライバシーが確保しづらくなることがあります。

 

 

10坪のお家でも広く感じるコツとは

限られたスペースを最大限に活用し、開放的な空間を演出するためのコツをいくつかご紹介します。

  • スキップフロアやロフトを設ける 高低差を利用したスキップフロアロフトは、空間を有効活用しながら、視覚的な広がりを生み出します。

  • 吹き抜けを作る 天井を高くする吹き抜けは、光を取り込み、縦の空間を広々と感じさせる効果があります。

  • デッドスペースを収納に活用 階段下や壁のくぼみなど、デッドスペースになりがちな場所も、造作棚や引き出し収納を設けることで有効活用できます。

  • 窓を大きくする 大きな窓を設置することで、外部の光を多く取り込み、室内を明るく開放的に見せることができます。

  • 色を統一する 壁や床、家具の色を白やベージュなどの明るい色で統一すると、空間が広く感じられます。

 

 

10坪のお家を建てる際の注意点

10坪の土地に家を建てる際には、事前に確認しておくべきポイントがあります。

  • プロの設計士に相談する 狭小住宅の設計実績が豊富な建築家や設計事務所に依頼することで、限られた空間を最大限に活かしたプランを提案してもらえます。

  • 法的規制を確認する 建ぺい率や容積率、高さ制限など、土地ごとに定められている法的規制を事前に確認しましょう。希望する家が建てられるかどうかを把握しておくことが重要です。

  • 日当たりや風通しを考慮する 隣家が近い場合、日当たりや風通しが悪くなる可能性があります。窓の配置や吹き抜けなどを工夫し、快適な住環境を確保しましょう。

 

 

10坪で建てるなら取り入れたい!おすすめ間取り

縦の空間を活かした3階建て

10坪の土地では、平面的な広がりは期待できません。そこで、3階建てにすることで、各フロアにLDKや寝室、水回りを配置し、生活空間を十分に確保できます。

スキップフロアで空間を有効活用

フロアをずらして配置するスキップフロアは、10坪の家と非常に相性が良い間取りです。視界が広がり、空間に奥行きが生まれるため、狭さを感じさせません。

玄関をなくしてLDKを広くとる

玄関を設けず、直接リビングに入る間取りにすることで、LDKのスペースを広く確保することができます。靴を脱ぐ場所とリビングの間に段差を設けるなど、工夫次第で快適な空間にできます。

 

 

10坪の土地は、工夫次第で都心にありながら、自分たちだけの理想の空間を作り出すことができます。 狭さをデメリットと捉えるのではなく、どうしたら快適な空間にできるかを考えるのが、家づくりの醍醐味と言えるでしょう。

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