低未利用地の適切な利用・管理を促進するための特例措置(100万円控除)の延長について~Q&A方式で解説~
中古住宅をうまく使う人を応援してくれる税制について
【Q&A方式で解説します】
令和8年度税制改正で「中古住宅の税制特例」はどう変わった?
中古住宅を検討していると、
こんなキーワードで検索されたことはありませんか?
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中古住宅 税制特例
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令和8年度 税制改正 住宅
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中古住宅 税金 優遇
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中古住宅 リノベーション お得
-
中古住宅 買っても大丈夫?
今回は、こうした疑問にQ&A形式でお答えしますね。
Q1. 令和8年度税制改正で、中古住宅は何が変わったの?
A. 中古住宅や使われていない住宅を「活用しやすくする税制」が続くことになりました。
令和8年度税制改正では、
中古住宅・既存住宅の流通を後押しする税制特例が延長されています。
背景にあるのは、
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空き家の増加
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住める家が使われていない現状
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新築一辺倒では街が維持できないという課題
です。
国としては、
「新しく建てる」だけでなく
「今ある中古住宅を、次の人が使いやすくする」
方向へ、はっきり舵を切っています。
中古住宅を検討に入れて、家を持つことを考える人にとってはとても嬉しい税制特例ですね。
Q2. 「中古住宅の100万円特別控除」って何ですか?
A. 中古住宅や土地を売ったときの税金が軽くなる制度です。
一定の条件を満たした中古住宅や土地を売却した場合、
譲渡所得(売ったときの利益)から最大100万円を差し引いて、税金を計算できる
という特例があります。
たとえば、
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家を売って100万円の利益が出た
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通常なら、その100万円に税金がかかる
でもこの特例を使えると、
「その100万円分は、税金の計算から外します」
という扱いになります。
今回の令和8年度税制改正では、
この中古住宅に関する税制特例の適用期限が、令和10年12月31日まで延長されました!
ありがたいことです。
Q3. この税制改正は「中古住宅を買う人」にも関係あるの?
A. はい、大いに関係があります。
一見すると、
「売る人向けの税制でしょ?」
と思われて当然ですが、実は半分あっていますが、半分は違います。
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売却時の税金が軽くなる
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→ 中古住宅を売りに出しやすくなる
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→ 市場に中古住宅が増える
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→ 買う人の選択肢が増える
という流れが生まれます。
これは、
お店に並ぶ商品が増えて、
「選べる楽しさ」が増えるのと同じです
中古住宅を探している方にとっては、
良い物件に出会える確率が上がるという、間接的なメリットが増えるようになるということなんです。
Q4. 中古住宅って、やっぱり不安が多くないですか?
A. 不安は自然ですが、考え方次第で解消できることも多いです。
よくある不安は、
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古くて寒そう
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設備が心配
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将来、修理費がかかりそう
といった点です。
最近は、
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中古住宅を購入して
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必要な部分だけリノベーションする
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断熱・水回り・間取りを今の暮らしに合わせる
という選び方が増えています。
たとえるなら、
中古住宅は「完成品」ではなく
「ベースの良い素材」
料理で言えば、
既製品のお弁当か、
素材を選んで自分好みに仕上げるか。
今回の税制改正は、
中古住宅+リノベーションという選択肢を、制度面から後押しする流れとも言えます。
Q5. 新築と中古住宅、どちらが得なんですか?
A. 「得かどうか」より、「何を優先するか」で変わります。
たとえば、
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最新設備・保証重視 → 新築住宅
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立地・広さ・予算重視 → 中古住宅+リノベーション
どちらが正解ということはありません。
ただ、令和8年度税制改正を踏まえると、
中古住宅を選んだからといって、税制面で不利になりにくくなった
という点は、知っておく価値があります。
Q6. なぜ国は、中古住宅の税制をここまで整えるの?
A. 日本全体の住宅事情が変わってきているからです。
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空き家は今後も増える見込み
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建て続けるだけでは、地域が維持できない
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でも、良い中古住宅はたくさんある
だから国は、
「建てる」から
「使い継ぐ」住宅政策へ
方向転換しています。
中古住宅の税制特例拡充は、
その流れの一部です。
Q7. これから中古住宅を検討する人は、何を意識すればいい?
A. 税制も含めて「総合的に判断する」ことが大切です。
中古住宅を検討するときは、
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建物の状態
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リノベーション費用
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住宅ローン
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税制優遇や特例
をセットで考えることが重要です。
税制は、
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知らないと使えない
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でも、知っているだけで安心材料になる
そんな存在です。
まとめ|令和8年度税制改正が示すメッセージ
令和8年度税制改正での
中古住宅に関する税制特例の拡充・延長は、
中古住宅を「妥協の選択肢」にしない
という国のメッセージとも言えますよね。
新築か、中古住宅か。
そこで悩むのではなく、
どんな暮らしを、どこで、どう続けたいか
その答えを考えるための選択肢が、
また一つ増えた改正だと言えます。
こんな税制がいろいろでてきてくれていて、選択肢が増えることは嬉しいですね!
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安本昌巨 ブログ用プロフィール
株式会社シーキューブ代表取締役。二級建築士。
住宅業界歴28年以上。
大手ハウスメーカーの下請け工事店として現場経験を積み、新築・リノベーション・不動産まで幅広く携わり、これまで累計700棟以上のご家族様の住まいづくりに関わってきました。
大阪を中心に、狭小地や都市部住宅など条件の難しい住まいにも数多く向き合う中、
「どんな家を建てるか以上に、誰に相談するかが、暮らしの満足度を左右する」
ということを実感しています。
著書『家づくり 絆づくり 幸せづくり』(刊・エルハウス)では、住まいを通じた家族の関係性について発信。
また、79.2MHz FMやお『OH家エーあなたのおうちの相談室』では、メインコメンテーターとして、専門的な住宅の話をできるだけ分かりやすく伝えることを大切にしています。
小学生のころまで、冬になると一度外へ出なければ入れなかった祖父の家の寒いお風呂。
そして大学生のとき、神戸で阪神・淡路大震災を経験し、被災した友人たちの家を何軒も見て回ったこと。
これらの体験から、
「家は性能以上に、日常と命を守る場所だ」
と確信するようになりました。
家を単なる「性能商品」としてではなく、
「住み心地そのものを性能として考える」
そんな住まいの相談相手として、気軽に声をかけていただけたら嬉しいです
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