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【わかりやすく解説】店舗付き住宅のお手本住宅とは?

大阪は土地の値段が比較的高いです。
お店で事業をするためのテナント料、賃料を支払う必要がないというのは大きいメリットになります。
また、お店まで電車も乗らず、車にものらないので交通費がかかりません。
そして、通勤時間がかからないという職住接近のこの住まい方、働き方はとても大きな利点です。

「お金を削減しながら、時間も有効に使える」ということで、この土地代の高い大阪では広く活用されています。

美容院、パン屋さん・歯医者さんなど、あなたの夢は何でしょうか。

ご近所さんがお客さんとなっていただいたり、 近隣の方の利便性にも役立ち、時にはファンになった方が遠方からでもはるばるやってきてくださる。

自分のやりたい夢を実現させながら、地域貢献もできたり。
お家時間と仕事の取り組み方として、とても人気があります。

 

店舗つき住宅とは?

お店がマイホーム。お家がショップ。どちらも、これらは店舗付き住宅、または事務所付き住宅と呼ばれるお家で、 店舗併用住宅などとも呼ばれます。

個人事業主さんや、開業医さんなど ご自宅の1階部分、もしくはその1部分をお店やオフィスなどとした一戸建て住宅をそのように呼びます。

ここでは、店舗付き住宅のメリットとデメリットをそれぞれご説明させていただきます

 

店舗付き住宅のメリット

1 .テナントを借りるよりもお得!

店舗を別で構えることで、お店の場所代「家賃」が必要になり、毎月かかる固定費となります。
この家賃という大きな経費は、収益を圧迫するケースも多いものです。
とくに、スタートし始めのお客さんが少ないうちは、いかに家賃を抑えるか。

早く黒字化させて収益を確保し、またその後もお金の苦労を少なくするためには、毎月の固定費が、軽減できるようにすることはとても大切なことです。
店舗付き住宅であれば、家賃の部分で経費を大きく削減できるという大きなメリットがあります。
たとえば、以下のような例で計算してみましょう。

CASE1
店舗付き住宅を購入 年収:400〜450万円目安の場合
住宅ローンでの借入れ可能額:約3500万〜4000万円がおおまかなイメージです。
※土地・建物の費用総額(諸費用込み)を4500万円と想定。
⇨月々の返済額:13万9千円

CASE2
賃貸物件にお住まいで貸テナントにてお店を出店した場合
(住宅を購入しないで、賃貸住宅+お店を賃貸した場合)
年収:400〜450万円
(※テナント出店では保証料なども求められます。
事業融資を受けるためには、日本政策金融公庫や銀行さんなどからの融資を受ける場合などが考えられますが、自己資金が別途100~200万円ほど必要と想定しておくといいかと思います)

店舗付き住宅、同じ仕様の内装工事をした場合をの月々の返済額が 4万5千円
家族との居住スペースの賃貸住宅としての家賃:10万円
お店のテナント賃料:10万円
このような場合で、
⇨月々の総支払額:24万5千円

お住まいの賃貸住宅、テナントによってもちろん賃料は異なります。
上記のようなケースの場合は、ひとつの例ではあります。

ただ、こうやって見てみると、店舗付き住宅では月々の支払いが半額以下という計算にもなることがあるのです。

当初7年間の返済額の例として並べてみますと、
●店舗付き住宅の月々の返済額 ¥139000
●賃貸住宅の家賃+お店のテナント賃貸+お店の内装工事代の月々返済額 ¥2450.000

店舗付き住宅は、住宅ローンの選び方でその金額は上下します。
大切なポイントは借り方です。
金融機関出身の設計士がいる様なシーキューブは、お金に関するご相談を多く承っております。

2 .時間を有効活用!

自宅内に仕事場があるということは、通勤時間が0分。徒歩10歩のような生活です。

これは片道30分かかるような職場で考えると、1日1時間。
1日を、より自分の生活や家族と過ごす時間に使えるというメリットがあります。

また、子供がまだ小さくて…という育児中の方や、親の介護をしているというような、家族に時間を割かなければいけないというような方も、家族が目の届くところにいるので安心です。

緊急の時であってもすぐにでも自宅スペースに戻れる安心感は、経営者、そこにいるご家族様どちらにとっても何にも代えがたい心のよりどころですよね。

お店がおうち、店舗付き住宅は、そんなやりくりを簡単にしてくれて、ご自身の夢の仕事を叶えられる点がいいですよね。

ご自身が歳をとって、身体もちょっとしんどいかな…
そんな数十年後には、店舗部分をテナントとして貸し出して、家賃収入を得ることもできます。

家賃収入をローン返済にあてることで、月々の返済の負担軽減が可能です。

また、住居部分の面積が建物全体の半分以上の場合など条件、制約などはありますが、建物全体で住宅ローンを組めるケースが多いのも魅力となっています。
※金融機関により判断が異なりますので、個別の確認が必要です。詳しくは、シーキューブのアドバイザーへお聞きください。

店舗付き住宅建築のデメリット

デメリットとありますが、これを知ったうえで進めていくと「後悔のない」「失敗のない」店舗付き住宅を建てることが出来ます。 ぜひ読んでいただき、ご自身の店舗付き住宅のご参考にしてみてください。

1 .立地面の工夫が必要

お店としてのお客さんに来ていただく来店客数が、より少なくなる場合があります。

自宅としては良い立地であったとしても、お客さんに来てもらう場所としては、集客が難しい場合があります。

たくさんのお客様が来られて繁盛することをイメージしながらも、家賃をかけすぎてはいないやり方で、損益分岐点は、スタート時点から低い設定で始められます。

このメリットと、デメリットを考え合わせたときには、お客さんがファンとなるようなお店づくりができるということになります。 立地よりも、このお店を目的として来るというような
ゆっくりではありながらも、着実な経営の目線で取り組んでいかれる方がうまくいきます。

しっかり周辺の競合店や需給状況のリサーチなどをし、住宅会社とも相談して店舗付き住宅の立地土地を相談したうえで、判断をしましょう。

2. 仕事とプライベートの線引きがしにくい

自宅と職場が同じの建物となると異動時間はたしかに短縮できるのですが、その分、仕事とプライベートの切り替え、その境界線がつけにくいものです

休みの日に、昨日できなかったことを少しだけとか。 平日でも終了時間になったのだけれど、「ちょっと手伝って」など家族を仕事に巻き込んだり。

仕事の時間なのか?家族との時間なのか?よくわからない…というようなケースもあります。

また、近所のお方々が「お客様」となってくださっている場合などは、今までのつきあい方とは異なり、お客様として、なんとなく気を遣うことが出てくるかもしれません。

(事務所付き住宅は該当しないかもしれませんが)
お店がお家というような方は、どちららかというと「人が好き」というタイプの方が多い気がします。

仕事とプライベート、すこしぐらい混ざりあってもそれはそれで楽しいもの

仕事もプライベートも、あいさつや「最近元気?」のように
楽しい会話が生まれる環境としてとらえられる方など、楽しいことが好きな方に向いているように思います。

3.近隣トラブルへの注意が必要

住宅として住んでいたとしても、なにかしらのトラブルなどはあるかもしれません。
それが、いざお店や商売をするとなると、近隣トラブルが起こったとしても不思議ではありません。

例えば、飲食店であれば害虫・害獣の問題。
近隣への音の問題や、こられたお客様の違法駐車といった迷惑行為などが起こりうるトラブルとして想定されます。
そのようなトラブルが生じないよう、注意を払うことが必要です。
音、匂い、ゴミ、車、これらが対応、対策が必要になる大きなポイントです。
必要に応じて住宅会社へアドバイスを求めてください。
過去のいろいろなケースから、対応策などのアドバイスがもらえるはずです。

 

購入時の成功するコツは資金計画です

検討時にまずすべきことは、ずばり資金計画です。

お店と自宅の間取りそしてお店のスタートをどのように切って、経営していくのか?ということが重要になってきます。

 

住宅会社からの提案イメージをお待ちいただいている方、土地をすでにお持ちの方も、これから土地を探して店舗併用住宅を建てる方も、
お店と家族が、最適にバランスよく生活できるよう、お金と間取りを見つけていく作業が大切です。
稼ぐことと、快適に住めることのバランスが大事です。

そのためには、建てるイニシャルコスト、と持続していくお店の経営、ランニングコストの見通しをたてましょう。

イニシャルコストは、住宅ローンと事業性融資の2つのローンの組み合わせです。
この組み合わせ次第で数百万円も返済額が変わってきます。

ランニングコストは、年中快適な空間・温度感で、いつでも家族とお客様を迎え入れられるような建物にしておきながら、毎月の光熱費を抑えられる建築物にすること。
そして、商売として、店舗空間もただただお金をかけすぎるのではなく、コストも考えながら、お客さんにファンになってもらえるような看板、建物の外観、玄関、人が集まってくるような室内空間づくりが大切です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?店舗付き住宅を考える時には通常の家を購入するよりも判断すべき内容が複数あります。

 

「イニシャルコスト、ランニングコスト。将来の収支計画」
「仕事と、家族時間とのバランスがとりやすい間取り」

これらのバランスをとる一番の近道はプロに相談することです。

 

特に、お土地を探すところからはじめられる方は、その土地にあったの店舗付き住宅のプランニングも必要になります。

 

マイホームとマイショップという2つの夢を同時にかなえる方法。

・機能性、デザイン性
・ずっと暮らしていく家
・ずっと繁盛していくお店など…

 

大阪、八尾、阿倍野を拠点に、店舗付き住宅の実績が多数ありますので、まずはあなたの夢をお聞かせください。
いつでもわたしたちシーキューブはお待ちしています。

 

施工事例はは動画でもご紹介していますので、こちらもチェックしてみてくださいね。